■  焼酎

焼酎はいつの時代から人々とともにあるのでしょう。焼酎の文字は、鹿児島県の大口市、郡山八幡神社神殿の横木の落書きに残っているように、1559年室町時代には使われ庶民に飲まれていたようです。江戸中期、1783年明治3年には、鹿児島県内に約3000件の酒造所があり明治末期には約2000件の酒造所があったようです。現在でも県内には約120社の酒造会社があり、920余りの銘柄をつくっています。すべてが機械化されコンピューター化される時代に、人間の感性によって焼酎をつくる杜氏が鹿児島には100人程います。90余年にわたる伝統技術を現在に伝えています。焼酎製造の過程で蒸し米の水分はどれくらいか、温度はどのくらいなのか、人の経験や五感によって判断していくのです。焼酎づくりは、生きものであり、些細なことで味は生きもし死にもするのです。焼酎の製造には、「麹つくり」「モロミつくり」「蒸留」と基本的に大事な所があります。



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